今回は、できてしまったにきびへの対処方法や予防の方法をお伝えする 肌トラブル【にきび】~お手入れ編~ です。
まずは、新たににきびを増やさないように予防を心がけてお手入れしましょう。 そして、徐々に今の症状を軽くしていく長期戦です! それでは、お手入れ方法について説明していきます。

★基本的なケア
まずは、洗顔を見直しましょう。 皮膚を清潔に保ち、にきびの直接の原因である毛穴のつまりを防ぐことがポイントです。 毛穴につまった汚れや皮脂を洗顔料で丁寧に洗って取り除きます。 冷水は毛穴が閉じてしまって効率よく洗えないので、ぬるま湯が良いです。 ちなみに、熱いお湯はにきびを刺激してしまうのでNGです。
洗顔の時に、特に注意しなければいけないのが、皮脂の分泌量が他の部位より2~3倍ほど多い額、鼻の上、口のまわりです(^^)b にきびができやすい部位でもありますね。 洗顔前に蒸しタオルを顔の上に1分ほど置いて毛穴を開かせるなどして、洗い残しの無いように気を付けましょう。 蒸しタオルは水を含ませたタオルをレンジでチン!で簡単に用意できますよ♪
にきびのできている部位は触って刺激を与えないように、手の平でやさしく洗いましょう。
メイクをしていたなら、クレンジング料での洗顔と、洗顔料での洗顔を2回行うダブル洗顔が必須です! クレンジング料は油分の多いオイルタイプを避けて、洗いあがりがさっぱりしするミルクタイプやジェルタイプのものがいいでしょう。
★洗顔料について
洗顔料ひとつでも様々なにきび用の化粧品が販売されています。 どこのメーカーのどれが良い!というのは個人差がありますので、ここでは成分をご紹介します。
*菌の働きを抑える殺菌剤…イオウ、サリチル酸
*角質を柔軟にして皮脂の排出を促す角質柔軟剤…イオウ、サリチル酸
*皮膚の炎症を抑える消炎剤…グリチルリチン酸、ビタミンE
洗顔料に迷った時はこのような成分を参考にしてみてください。
★特別なお手入れ
古い角質が肥厚すると、毛穴を塞いでしまいます。 なので1週間に1回の特別なお手入れをしてあげましょう。 ピーリングの化粧品で余分な角質を除去します。
やり過ぎると皮膚が薄くなって赤くなったり、敏感になってしまう可能性もありますのでご注意ください。 1週間に1回とは言いましたが、個人差がありますので、自分のお肌と相談して回数は調節しましょう。
もうひとつ、おススメなのはクレイパックです。 天然のミネラルをたっぷり含んだクレイはにきびのケアにもおすすめ。
実際にスタッフも行っています★ ↓ にきびにクレイ
クレイも1週間に1回程度で行ってください。 ピーリングと併用するのであれば、ピーリングの後にクレイパックをするという流れが良いでしょう。
敏感肌の方や、化膿したにきびのある部分は注意して行ってください。 くれぐれも、やりすぎは厳禁です!
★にきび痕のケア
にきびとにきび痕では、ケアの方法が異なります。 にきびが潰れて肌に凹凸ができたり、色素沈着してしまうと、元の状態に戻すにはとても時間を要します。 色素沈着しているものについては、ほとんどシミと同じような状態なので、シミと同じようなケアを行って下さい。
肌トラブル【シミ】~お手入れ編~
肌が凸凹になっているのは細胞に傷がついてしまったのが原因だと考えられます。 お肌のターンオーバー(生まれ変わり)がスムーズにできるように毎日のお手入れを続けましょう。 少しずつ変化は感じられないかもしれませんが、根気よく続けましょう。
にきびを潰すということは、顔に傷を作るのと一緒なのです。 なので、場合によっては何年も残ることもありますし一生残る可能性だってあります。 だから!にきびは絶対につぶさないで下さい!
肌トラブル【にきび】~説明編~ でも少し書きましたが、大きな炎症状態や化膿状態のにきびや、にきび痕は病院での治療も1つの方法です。
むやみに触らず、炎症が落ち着くのを待ちましょう!
次回、肌トラブル【にきび】~生活編~に続きます(*^^*)
|