誰もが1度はコイツに悩んだ経験があるのではないでしょうか。 気付いたらポツッとできてるにきび。 今回はそのにきびについての説明をしていきます。

★にきびの原因
まずはにきびのできる原因ですが、一番の素は毛穴がふさがれることです。
皮脂の排出口である毛穴の角質が厚くなっていると、皮脂が毛穴につまってにきびの発症につながります。 肌タイプの分類では皮脂の多い脂性肌、乾燥性脂性肌の人に起こりやすいです。
毛穴がつまると、そこでアクネ菌が活発に活動し、皮脂を栄養として増殖します。
その菌がまわりの皮膚にかゆみや炎症を起こしてにきびになるのです。
内的要因と言われる内分泌系、つまりホルモンバランスの変化や遺伝、生活習慣などから起こるものと、外的要因と言われる細菌や活性酸素、化粧品や周りの環境などから起こるものがあります。
それらの要因から、皮脂分泌量が急激に増加し、それが菌の餌となってだんだん悪化します。
★にきびの種類
にきびは白にきび、黒にきび、赤にきび、黄にきびの4種類に分かれます。
*白にきび…毛穴の内側の角質肥厚で毛穴がふさがり、皮脂が内部で固まって出口が尖っている状態
*黒にきび…段階は白にきびとほぼ同じです。毛穴がふさがり、皮脂が内部で固まり先端が汚れや皮脂の酸化で黒くなっている状態
*赤にきび…毛穴の中で繁殖した菌によって皮脂が分解されて、それが刺激物質となって、周囲が刺激を受けて炎症を起こした状態
*黄にきび…赤にきびが悪化して菌が増加して膿を持ち、化膿してしまった状態
にきびはつぶしてしまった方が早くなおる!と思う方もいるようですが、それは大きな勘違いです!!
初期段階の白にきびや黒にきびの場合、詰まっている角質を除去した方が早くなおる場合もありますが、基本的には手を加えない方が良いでしょう。
赤にきび、黄にきびになってしまったら絶対に触ってはいけません! 下手につぶすと、何年も消えないにきび痕が残ってしまう可能性が高いです。
おうちでできるお手入れ方法は、肌トラブル【にきび】~お手入れ編~でご紹介していきます。
にきびは「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚疾患ですので、ひどい場合は病院で対処してもらいましょう。 内服薬や抗生物質などのお薬も処方されるかと思います。
でも、なるべくなら、自分で対処したいですよね。 にきびケアの知識を持って、美肌を目指しましょう(*^^*)
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