おうちでお灸!!応援隊です!
マダムFとMのお灸物語
(鍼灸師:M マダム:F)
M:マダムお正月はいかがでしたか?
F: 正月が明けるとなぜか身体がだるいのよね~。昨日から腰が痛くって。
M:そうですよね、正月明けって、どうしてこんなにだるいんでしょうね。
とくにこの時期は、暴飲暴食からくる胃のトラブル・背中の痛み・腰の痛みが多いですね。
F:そうなのよね、主人も珍しく腰が痛いってつぶやいてるし。
M:まだまだ寒さが続きます、おうちでお灸で腰をケアしましょう。
☆ぎっくり腰!?・腰痛?重いものを持った時・・・・
朝顔を洗おうと前かがみになった時・・・・
くしゃみの瞬間・・・・・
いきなり襲う腰の痛みは、
「ぎっくり腰」と呼ばれるものかも。
ぎっくり腰になってしまったら、なにより
「安静」が一番です。
炎症(痛み、腫れ、熱さなど)があれば
冷やして下さい!!
※お風呂やストレッチは炎症が取れてから始めましょう。
※痛みがひどくなる・排尿障害などの症状があれば医療機関へ要相談です。
☆ぎっくり腰の原因は?
東洋医学では
、腰や脚の「血」や「気の」流れが悪くなって、滞る事が原因と考えられています。
予防するには、「気血のめぐり」を良くすることが大事です。
*気血のめぐりが良い状態とは ・筋肉がやわらかい
・筋肉や皮膚に弾力がある
・皮膚のつやも良い
このような状態です。
筋肉が硬くなったり、皮膚の色が黒っぽくなっている状態は気血の流れが良いとは言えません。
寒さ・同じ姿勢・慢性疲労・内臓の弱りなど気血の流れが悪くなる原因は様々です。
日常で心がけることは、お風呂に入る・適度な運動・規則正しい食事など、、、
この時期は特に下記のことを心がけてくださいね。
*身体を温める
*優しくストレッチ
*適度な水分補給
☆お灸で何ができるの? 「予防」のために、腰痛やぎっくり腰の起きにくい身体にしましょう!
腰の上を通る経絡の流れを整えます。
体調によっては、お灸の熱さが感じない所・すぐ熱くなる所が出てきます。
自分の身体の状態に敏感になりましょう!
☆腰に良いツボ
「委中(いちゅう)」・・・腰痛、坐骨神経痛、膝痛に効果があり。
「腰背は委中に求む」と言われる、腰と背中の救世主☆
→→膝の裏の中央(一番くぼんだ所)
「照海(しょうかい)」・・・腰痛、腎疾患、花粉症、冷え性、不眠症 →→足の内くるぶしの指一本下、くぼんだ所
「(足)臨泣(りんきゅう)」・・・ギックリ腰や動かした時の腰の「痛み」に。 脇腹や腰お尻脚の外側の痛みに。眼精疲労にも効くとされています。
→→足の小指と薬指の骨の間でV字の終点。
「腎ユ(じんゆ)」・・・気力・精力を高めてくれる大事なつぼ。疲れたな、と思ったら腎喩です。
→→背中で、脇腹にふれる一番下の肋骨の先を結んだ線の上にあります。
背骨から3,4センチ外側。左右に一か所ずつあります。 ※自分でお灸がやりにくい所ですので、カイロなどで温めてもいいですね。
「腰腿点(ヨウタイテン)」・・・手の背です。腰が痛くて動けない時イスに座ってなど いつでも気軽にマッサージできます。
→→人差し指と中指の骨の交わるところ。薬指と小指の骨の交わるところ
皆さんお気づきですか?
足と手、同じ小指と薬指の間のツボが腰に効くんですね。
人間が4本脚で歩いてた時の名残!?であると考えたら、楽しいですね☆