今回は『体温と免疫』の関係についてのお話です。
昨今では、女性はおろか男性や小学生にまで低体温が増えているとか。 「低体温は免疫力を弱め、病気にかかりやすくなる。」 なんて聞くとちょっとこわいですよね。
さて、皆さんの平熱は何度ですか?
36度以下の方は要注意! いわゆる低体温ゾーンは、36.2~36度以下といわれています。
では、健康体の平熱は何度くらいなのでしょう? 実は、36.5度~37.1度の間が健康体なんです。 結構高いと感じませんか? でも、免疫が活発に働いている小さな子供は、大概これくらいの平熱はあるんです。
☆体温と免疫力にはどんな関連があるのでしょう?
最近世間では「体温が1度下がると免疫力が30%も低下する」という情報が広がってきています。 逆に言うと「体温が1度上がると免疫力は500%~600%も高くなる」らしいのです。
あれ?計算が??と思われる方!
イメージしてみてください・・・・
体の中、血液には侵入者がいないかパトロールをしてくれている白血球さんがいます。
体温が高く、血流(=交通状態)がいい状態で細菌やウイルスを発見した時、免疫システム作動! 白血球さんは自分で対処しながら沢山の応援隊を呼ぶという素早い対応をとり、そして駆除してくれるのです
逆に、低体温で血流(=交通状態)が悪い状態(いわゆる渋滞)ではどうなるでしょう? 発見も遅れ、素早く応援も呼べず細菌やウイルスに負け発病に至ってしまうのです。。。
体温が上がり血流がよくなるということは、白血球の量を増やすのではなく能力や精度を高めるということなのです。
☆ここで低体温の方が体温を上げて健康になるためにちょっとしたポイント
「1日1回体温を1度上げましょう!」
特に朝起きた時に白湯を飲む、朝のウォーキング、朝風呂など、午前中に一時的にでも体温を上げることで免疫力が活性化し健康な体を作る第一歩となるのです。
その他にも筋肉の質を高めるようなトレーニングをする、食事や睡眠に気をつける、ストレスを溜めない生活により自律神経のバランスを整える、などなど、血流を促進し低体温の予防をしっかりして行きましょう!
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