おうちでお灸!!応援隊です! マダムFとMのお灸物語(鍼灸師:M マダム:F)
~乾いた咳にご注意☆~
F:「ゴホっ、コホッ」
M:「風邪ですか!?寒くなりましたしね~」
F:「実は、ここ一ヶ月くらいずっと空咳がでてるんだけど・・・」
M:「病院へは?」
F:「行ったんだけど、よくわからなくて。毎年秋になると喘息っぽい感じになるのよねー。この時期お肌もなんだかカサカサしちゃって・・・」
M:「マダム!それはまさに、東洋医学に当てはまりますね~」
F:「えーー、そうなの!?」
☆秋~冬ってどんな時期??(東洋医学編)
実は「秋」は「肺」と、とっても関係がある時期なんです。 乾いた咳が秋にでやすい人、それは暑い夏にしっかり汗をかかなかった人です。 夏の熱が体内にこもったまま、秋になり「肺」を傷めているとされています。
※夏にしっかり汗をかくことはとても大事⇒体内の余計な熱を外に出して体を調節します。
☆「肺」って?
「肺は皮毛を生ず」と言われています。 肺は皮膚と関係があり、汗の調節(水分の調節)をします。 この「肺」は繊細っ子で熱や寒さに弱く、そのバランスがくずれると乾いた咳が出やすくなるのです。 もちろん、皮膚も乾燥します!! 秋~冬特にお肌の乾燥が気になるのも、「肺」の機能が関係しているからなんですね~
☆「肺」のためにできること
・夏のような激しい運動よりも、少し汗をかく程度の軽い運動 ・食べ物は「辛味」がよいです。 東洋医学の辛味→→→ ネギ・にんにく・ニラ・わさび・ 香辛料では有名なのがシナモン 発汗・熱の発散をさせる作用の食べ物です。 ※辛味のものを食べすぎると、下痢になったり、腸が乾燥するので気をつけましょう。
ちなみに、シナモンには「辛い」「甘い」2種類あるあそうです。 へぇ(+o+)。 熱を発散させる辛いシナモン・身体を温める甘いシナモン、 体調に合わせて摂取してくださいね。
☆おすすめのツボ
咳を止めるのに、お勧めのツボ
「尺沢(しゃくたく)」・・・腕を曲げてできる「しわ」の上。 少し力を入れて出る腱の親指側のくぼみ。咳止めによく効くツボです。 呼吸器全般の症状に良いとされてます。喘息の咳や息苦しさのときも良いです
|