お客様の中で、肩こりや腰痛などに続いて結構多いお悩みが「頭痛」。 頭痛もちの方って案外たくさんいらっしゃるんですよね。 特に、首や肩のコリ、目の疲れなんかと併せて頭痛を訴える方が多いようです。
ズキズキズキ・・・ ガンガンガン・・・
ホント、頭痛ってつらいですよね(>_<)
痛みをとってほしい。 楽になりたい。 でも薬には頼りたくない。
「・・・・だから、揉んで~~!!」
と、駆け込んでこられる方は多いのですが、ちょっと待って!
「その頭痛、ホントに揉んでもいいのでしょうか?」
それを見極める目安は、 温めると痛みが楽になるか反対に痛みが増幅してますます痛くなるか、です。
*揉んでもい痛み 一般的に、誰でもなりやすいのは「緊張型頭痛」 頭の後ろの方に起こりやすく、ギューッと締め付けられるような痛みを感じます。 主に首や肩のコリ、目の酷使や姿勢の悪さ、ストレス・緊張などで筋肉が収縮し、血流が悪くなることで引き起こされます。
このタイプの頭痛は、温めたり、筋肉をほぐして血流をよくすることにより改善することが多いので、揉んだり軽く運動したり、というのはオススメできます。
*揉まない方がいい痛み 反対に温めるとかえってズキズキと痛みが増す場合は「片頭痛」かもしれません。 頭の片側(両側のこともある)のこめかみ部分が、脈動に合わせて「ズキズキ」と痛みます。 これは、何らかの誘因により血管が拡張して起こる痛みです。
血管が拡張しすぎて起こってる痛みなのですから、温めたり揉み解すことにより、さらに血流をよくしてしまうと、さらに痛みがひどくなります。
片頭痛の対処としては、 ・暗い部屋で安静にする ・あまりにひどい場合は薬を飲む ・カフェインを摂取する(過剰にならないように) などがあげられます。
片頭痛は体質や遺伝が関係することが多く、誘因は人によって様々です。 片頭痛の予防として普段から運動や筋肉の揉み解しをすることはオススメできますが、片頭痛が起こってからはあまり首や肩、頭などをダイレクトに揉むことはオススメできません。
そのような場合は、足先を温めたり揉み解すことで、足元の血流をよくして、過剰になっている頭まわりのとのバランスをとってあげると楽になることもあります。
今回は代表的な2つのパターンをご紹介しましたが、その他にも頭痛の原因や症状は人によって様々です。 たかが頭痛、されど頭痛。 もしかしたら、身体に大きなトラブルが起きる前兆かもしれません。 普段から自分の身体が発するSOSに目をそらすことなく、早め早めに適切な対処をしていくことを心掛けてくださいね!
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