どんなに有用な健康法でも、続けられなきゃ意味がない。 新しいもの好きだけど、面倒な事、コツコツ積み上げることが大の苦手なB型のhoriがおすすめする「これなら、私でも毎日続けられる!」っていう簡単な美容健康法。
「成長ホルモン」っていう言葉、よく耳にしますよね。 よく、TVなどでも取り上げられていますし、最近では「成長ホルモンサプリ」なるものも販売されているようです。
成長ホルモンとは、簡単に言えば体の成長を促すホルモンです。
成長期には盛んに分泌されますが10代をピークにどんどん減少し、40代で約半分に、80代では20分の1にまで減少してしまいます。 また、閉経後の女性、肥満者などでは分泌量の減少が促進されます。
この成長ホルモンは、老化を防ぎ、若返りを促進する「アンチエイジングホルモン」として注目されています。 減少した成長ホルモンの分泌を促すことで、細胞の新陳代謝を活発にし、若々しい身体をつくる効果が期待できます。
成長ホルモンの分泌を促すためには、睡眠時間を規則正しくすることやスロートレーニングなどいろいろな方法が紹介されています。 今回は、とっても簡単で今日から始められる方法をご紹介します。
それが「呼吸法」です。
腹式呼吸が身体によいことは一般的によく知られています。 「若返り」を目的にして行う際に、一番大切なのは鼻から息を吸うことです。 鼻の奥には脳下垂体があります。 脳下垂体は成長ホルモンをはじめ、多くのホルモンを分泌する重要な器官です。 これを鼻呼吸によって刺激するのです。
では、具体的な呼吸法を説明しましょう。
<クンバカ呼吸法>
クンバカ呼吸法は、ヨガの呼吸法の一種です。 「クンバカ」とは息を止めるという意味です。 酸素の吸収が良くなり、自律神経の働きを整えたり、集中力の増加などが期待できます。
<やり方> 1 リラックスできる姿勢をとり、まず息を十分に吐きます。 2 右手の親指で右の鼻をふさぎ、ゆっくりと息を吸います。息は十分に吸います。 3 人差し指は眉間に当て、中指で左の鼻をふさぎ、息を止めます。 4 親指を鼻から離し、ゆっくりと息を吐きます。息を吐ききります。 5 指はそのまま、息を吐いた右の鼻から、ゆっくりと息を吸います。息は十分に吸います。 6 右手の親指で右の鼻をふさぎ、息を止めます。 7 中指を鼻から離し、ゆっくりと息を吐きます。息を吐ききります。
息を吸う時間と吐く時間は、1:2の割合です。 女性は吸う=10秒、吐く=20秒 男性は吸う=15秒、吐く=30秒 を目安に行ってください。
どうでしょう? 1日3分と言えば、女性なら上記の呼吸法3セットほどで終わります。 これぐらいなら無理なく続けられそうではないですか?
最近私も毎晩寝る前に「クンバカ」しています。 最初のうちは20秒かけて吐くのが難しかったのですが、繰り返すうちにどんどん長く深い呼吸ができるようになります。 片方ずつ吸う吐くを行うことで、 「今日は右鼻の通りが悪いな」 なんてことに気づくこともできます。 気持ちが穏やかになり、寝付きもよくなります。
大事なのは「細胞が若返る」イメージをえがきながら行うこと。 一説によると、若返り=ピンク色をイメージして行うと効果的だそうですよ。
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