紫外線が特に気になる時期ですね!
日焼け対策はできていますか?
紫外線を浴びすぎるとお肌には大きな負担がかかります。 シミやシワとも密接に関係しますし、皮膚ガンを招く危険性だってあります。 紫外線の対策はしっかり行いましょう!
今回はUVカット材について少しだけ語ります。
UVカット材、つまりは日焼け止めクリームの事ですね。 選ぶ際にはSPFとPAを見ますか? SPF50 PA+++ といったような表示がありますが、意味はご存じですか?
紫外線にはUVA(長波長紫外線)・UVB(中波長紫外線)・UVC(短波長紫外線)があります。 UVAは波長が大きく、皮膚の深部まで届きます。 色素細胞を活発化させるので、肌が黒くなる効果があります。
UVBはUVAに比べると細かい波長になります。 ほとんどは皮膚の表面、0.02mmまでしか届きませんが、1割程度は深部にまで届きます。UVAより刺激が強く、日焼けや肌荒れ、皮膚がんに関係する紫外線です。
そしてUVC。これには強い殺菌効果があります。しかし、生体に対する破壊力も強い紫外線です。オゾン層で吸収されるので、現在では南極を除いては地表には届いていないとされています。
UVCは届いていない為、3つある紫外線のうちのUVAとUVBを防がなくてはなりません。 それを防ぐための防御力を示すものが、SPFとPAで表示されています。 ちなみに、SPFはUVBに対するものでPAはUVAに対するものです。
この数値、さまざまなものがありますよね。 SPFは18くらいのものから50+まで幅広く種類があるのですが、このSPF値が低いからと言って、防御力が弱いということは無いんですよ! SPF10のものでも、90%ほどの防御率があります。 なので、それ以上数値が上がっても数%ずつしか効果は上がりません。 そして、数値が高いと皮膚に対する負担も大きくなります。
よって、強い効果のある日焼け止めよりも、数値の低い日焼け止めをこまめに塗ることをお勧めします。
もちろん、個人差はありますので、言い切れないんですけどね。 日焼け止めクリーム以外にも、日傘や帽子、サングラスなどで対策を心がけましょう!
|