下痢とは無縁の人
下痢は友達の人
体質が違うと言えばそれまでですが、いったい「下痢」って何??
下痢体質のあなたへ送る~
東洋医学からみる「下痢」のお話です。
さて鍼灸師歴12年のわたくし、東洋医学の「下痢」を調べなおしました。。。
なぜって、下痢というのは仕組みも言葉もあまりに小難しいのです。。。
分かりやすくお伝えするために、ざっくりとした説明になりますがご容赦くださいませ。
~東洋医学の「下痢」~
一般的な下痢を東洋医学で言うと「泄瀉(せっしゃ)」と申します。
「泄瀉(せっしゃ)」の原因とされる事
*身体の水分が過剰 ・・・「脾」「腎と関係あり」
*身体の消化吸収の機能の弱り ・・・「脾」「胃」が弱っている
*身体の冷え・疲労 ・・・「腎」と関係あり
そしてストレス、、、ストレスの関係ないものはないのですね。。
~下痢に良いツボ~
「脾・胃」または 「腎」の経絡を整えます。
★陰陵泉(いんりょうせん)
身体に水分が多すぎる時に。 →→ふくらはぎの内側を骨に沿って上へすり上げ、膝の手前で止まるところ。 凹部。
★公孫(こうそん)
身体の水分代謝をよくします。 →→足内側、土踏まずのアーチの一番高い所。骨の際で表裏の境目。
★水分(すいぶん)
お腹の水分代謝に!(その名の通りです) 下痢にもよろし。実は小腸系の経絡なのです。 →→おへその上(親指幅分)
★関元(かんげん)
生理痛・お腹の痛み・下痢 ※特に下腹部に冷えを感じたり、早朝に下痢になる人におススメです。 「臍下丹田」と呼ばれています。 →→おへその下(指4本分つまり手の幅ですね)
ちなみに~
早朝の下痢のことを東洋医学では
「鶏鳴下痢(けいめいげり)」=鶏が鳴くころの下痢
と言います。
鶏鳴下痢の人はお腹の冷えが原因のことが多いです。
ホットパックでお腹をあたためる、
夜のビールをさけ、温かい飲み物に変える、
など、お腹を冷やさない習慣を心掛けてくださいね。
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